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企業事例 浜名湖電装株式会社

会社概要
設立 |
1950年(昭和25年) |
資本金 |
478百万円 |
従業員数 |
1,605名(単独)
4,315名(連結) |
本社 |
静岡県湖西市 |
事業内容 |
自動車用部品の製造・販売 |
「技能検定」と「ビジキャリ」によって幅広い従業員の学習環境・評価制度を構築
浜名湖電装株式会社は、トヨタグループの始祖 豊田佐吉翁生誕の地である静岡県湖西市において1950年に設立されました。日本電装株式会社(現 株式会社デンソー)の自動車部品の生産からスタートして以降、順調に取扱品目を増やし、生産した部品はトヨタ自動車等の国内メーカや取引先を通じ、海外メーカでも使用されるなど、デンソーグループの一員として大きく発展している企業です。 同社は、製造部門では「技能検定」を、事務・管理部門では「ビジキャリ」を活用することにより、多くの従業員が継続的に学習し、能力向上に励む職場風土を醸成しています。
「ビジキャリ」導入の背景
製造部門では、従前より「技能検定」を活用することにより、従業員の能力を定量的に計ると共に、段階的な向上を図っていく仕組みを構築出来ていましたが、こうした仕組みを事務・管理部門にも導入・展開したかったことから07年より導入を開始しました。
「ビジキャリ」の活用状況
等級制度に紐付けしており、上位等級に上がるまでには合格しておくこと、という仕組みとしているため、受験時期について、配属何年目に受験せよといった義務付けありませんが、早い者は1年目から受験しています。試験結果のスコアシートは直属上司経由で本人に返すことにしており、その際、試験結果について上司から評価やコメントを添えることにより、更なる学習につなげていく仕組みとしています。
「ビジキャリ」導入後の効果
社内で日常業務を進める上での事務的な知識ならOJTで身に付けられますが、そこから幅を拡げていこうとすると、それだけでは不十分と考えています。ビジキャリを活用することにより、担当業務の全体像の把握に役立っている他、一企業人として身に付けておくべき専門知識を身につけ、知識の幅を拡げることが出来ています。
そもそも事務系職種については、専門的に学べる教育メニューが殆どないため、ビジキャリの受験学習を行う事でOJTだけでは身につかない専門知識を習得できると考えています。自分の能力を証明する、そのために努力(学習)する、こういったプロセスは業務に落とし込める上、学習してわからなければ、同じ職場内に既に合格している先輩・上司が居るので、そこに聞きに行けば、先輩・上司は指導する、それによって先輩・上司も育つといった側面もあると考えています。
※記載内容は取材当時(平成28年)のものです。
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