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活用事例のご紹介
企業情報:
株式会社鹿児島銀行kagoshimabank_logo.png 




設 立  1879(明治12)年10月6日
代表者  取締役頭取 松山 澄寛
資本金  181億3000万円
総資産  6兆6,263億円
総預金  4兆8,195億円
貸出金  3兆8,939億円
店舗数  153カ所(本支店115・出張所18・代理店18・海外駐在員事務所2)
自己資本比率  10.41%(国内基準)
従業員数  2,126名
本社所在地  〒892-0828 鹿児島県鹿児島市金生町6番6号
URL  https://www.kagin.co.jp/

2023年3月31日現在 


株式会社鹿児島銀行では、2020年度よりCSCワークショップを研修として導入し、3年間で延べ3回実施している。
対象者は、45歳から55歳までの受講希望者で、実施は休日に行われている。
講師となるCSCワークショップインストラクターは、人事部人材開発担当者の中村啓子氏が努めている。
株式会社鹿児島銀行では、35歳・45歳の全行員を対象にライフキャリアデザインセミナーを実施しており、この45歳受講者にCSCワークショップの受講を推奨している。

CSCワークショップの実施状況
開始初年度 2020年度
延べ実施回数 3回(2023年1月現在)
延べ受講者数 41名


    中村啓子_hp.jpg

    人事部 参事
      中村 啓子 氏

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―――CSCワークショップをお知りになったきっかけは何ですか。
(中村氏)私がキャリアコンサルタントの資格を取得したことを機に、長年経験を積んできた行員の方が、定年延長になっても今後も職場で活き活き活躍してもらいたいと思い、シニア向けの研修を探していました。その際に、先輩キャリアコンサルタントの方にJAVADAの「CSCワークショップインストラクター養成研修」を紹介していただきました。

―――なぜCSCワークショップを導入しようとしたのですか。
(中村氏)当時は、定年延長はしたものの、賃金が下がり、モチベーションの低下どころか若手行員への接し方にも問題がある行員がいるといった悲しい声が聞かれました。
 私がこのCSCワークショップインストラクター養成研修に参加してみると、他の受講者は前向きな方ばかりで、自分自身のモチベーションアップにも大変役立ちました。そこで当行で実施したいと思いました。

―――株式会社鹿児島銀行のキャリア支援の取り組みについて教えてください。
(中村氏)現在は、35歳・45歳の全行員を対象にライフキャリアデザインセミナーを実施しています。以前は、49歳も対象に実施していましたが、この年齢では退職準備をするには遅すぎるという意見もあり、受講対象者の年齢を早めて、49歳から45歳に変更しました。
 なお、現在はこの45歳の受講者に、併せてCSCワークショップの受講を推奨しています。
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―――これまでCSCワークショップをどのように実施しましたか。
(中村氏)これまでの受講対象者は、45歳から55歳までとしました。研修会場は、当行の研修室で行い、回数は年1回、20名程度の希望者を募り、休日に実施しました。
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  ―――受講された皆さんからはどのような感想が寄せられましたか。
(中村氏)受講者には、アンケートの提出を依頼しており、研修に対する評価点も記入してもらうのですが、CSCワークショップは受講者全員から高得点をもらっています。
 主な感想として、次のようなものがありました。
  ・事例検討のグループワークで、自分とは違う見方などが聞けて勉強になりました。
  ・研修前と研修後で自分の思っていたシニア像が明らかに変わりました。
  ・銀行の外でも通用する能力の必要性について考えることができた。
  ・プラットフォーム能力を常に意識し、行動することで自分の魅力を増やし、多くの人に必要
  とされる存在となっていきたい。
  ・40代後半の早い段階で今後も必要とされる能力が具体的にイメージできて良かった。他の支
  店行員にも案内したい。

 
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―――今後のCSCワークショップの取り組みについて教えてください。
(中村氏)定年再雇用は、当たり前の時代になってきました。あっという間にその時はやってきます。その時に慌てないように、早めに準備しておく必要があります。このため、当行では継続してCSCワークショップを実施する予定です。  



 ※事例集のデータ(pdf)はこちら

お問い合わせ先

中央職業能力開発協会 キャリア形成支援課

  TEL :03-6758-2895
  E-MAIL :k-kikaku@javada.or.jp



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