
人生100年時代といわれる現代では、これまで一般的な定年であった60歳を超えても働き続けることが当たり前となっています。ただし、多くの企業では、現在でも60歳定年制をとっています。
定年後も働く方は、新たな就職先を探すか同じ職場で再雇用として留まるかの大きく2通りの選択肢があります。
現在、多くの方は、後者を選択されているようですが、同じ職場に留まるとしても、これまでとは環境が異なってきます。
例えば、
- かつての部下が自分の上司となる。
- 給料がこれまでの半分になる。
- 慣れない事務作業を行わなければならない。等々・・・・・
このような現実を受け入れられず、職場を去って行った方があなたの会社にもいませんか?
人手不足の今、再雇用の方も貴重な戦力です。ましてや長年働いて得た知識・経験は企業にとって大切な資産であるはずです。
中央職業能力開発協会の「キャリア・シフトチェンジ(※) 推進事業」では、日本人材マネジメント協会協力のもとに開発した、シニア期の働き方を考え自己変容を促す「研修プログラム」と「教材」を活用した「キャリア・シフトチェンジのためのワー
クショップ」のご提案や「キャリア・シフトチェンジのためのワークショップ」 を実施するインストラクターの養成等を行っています。
企業の経営者や人事担当者の方におかれましては、自社の社員が定年後も活き活き働き続ける職場づくりに、働く方におかれましては、定年後環境が変わってもモチベーションを持って働くこと
に資するプログラムです。
- キャリア・シフトチェンジ(Career Shift Change)="CSC" と表現します。
各府省に勤務する国家公務員を対象に、再任用後の働き方に向けて”仕事の型”を見直し、職業人生の充実、組織の活性化を図ることを目的に、内閣官房内閣人事局においてCSCワークショップが開催されています。
受講者された方の声
- 自分の意外な面に気づくことができたのが収穫だった。
- 再任用に向けて、どのような心構えをすればよいのかのヒントになった。
- プログラムが終了したあとで皆さんが笑顔になっていた。