トヨタ車体株式会社様におけるCS試験活用事例
企業概要
トヨタ車体株式会社は、トヨタグループのミニバン・商用車・SUVの領域で完成車両メーカーとして、常に時代をリードしつつ、人々の生活空間を豊かにするために取り組む企業です。
企業情報
社 名 |
: |
トヨタ車体株式会社 |
設 立 |
: |
1945年8月31日 |
資本金 |
: |
103.7億円 |
(2013年3月末現在) |
|
 |
CS試験の導入状況
トヨタ車体株式会社では、従業員の能力評価の一環として、平成23年からコンピュータサービス技能評価試験の「表計算部門」「データベース部門」「オフィスドキュメント部門」「PCドライビング部門」「情報セキュリティ部門」を実施しています。
今回、お話をお伺いした部署は、情報システム部ITマネジメント室で、社員の教育体系等を検討、構築する部署です。
CS試験を実施しているご担当者にお伺いしました
情報システム部ITマネジメント室
グループ長 松井 慶美 様
-
トヨタ車体様では、どのようにCS試験を活用していますか?
トヨタ車体では、IT関係の教育を2段階に分けて行っています。
1段階目は、全社員を対象として、仕事で使用する最低限のパソコン操作能力を習得させることを目的とした教育です。
これは、社内のイントラネットを活用し、社員が各自で勉強し、社内資格であるOA2級を取得する制度となっています。
2段階目は、業務を効率的に行うことを目的に、必要に応じた教育カリキュラム等を独自に開発し、教育と評価を行う目的別の教育です。
これは、当部(情報システム部)で社員からのニーズを調査し、要望がある部署の業務が効率的に行えるように、教育カリキュラム等を開発し、その教育を行い、社内資格であるOA1級で評価する制度となっています。
CS試験は、社内資格の段階に対し一般社会でどの程度の実力があるのか、社外でどの程度通用するのかの評価指標として推奨しているものです。合格することで、自信を持ってもらうなどを目的として、OA2級の取得者に表計算部門2級やオフィスドキュメント部門2級等の受験を奨励し、学習のサポートも行っています。
また、合格者には、各所属長からCS試験の合格証書を授与するなどで、社員のモチベーションの向上等にも役立っています。
-
CS試験を導入したメリットや今後の展開をお聞かせください
CS試験を取り入れたことにより、目標が明確になり社員が知識の習得にやる気を持って取り組むようになったと思います。
試験内容が、実務ですぐに使える内容となっているため、今までは、各社員が自分の知識の範囲内で仕事の効率化を行っていましたが、資格を取得することにより、そこでの学習内容から自分の弱点に気付き、一層の効率化が推進出来ていると思います。
今後は、情報セキュリティ部門を社内で導入することを踏まえ、まず、情報システム部内の社員で資格を取得し、その有効性を確認して、各社員のセキュリティ意識の向上のため、教育と評価制度の導入を検討したいと思います。
ページの先頭へ
|