PCアカデミーオーシャン様におけるCS試験(情報セキュリティ部門)活用事例
学校概要
PCアカデミーオーシャンは、ワンファブレス株式会社が運営するパソコンスクールで、パソコンスキルを必要とする社会人、職業人、就職転職活動する学生等へ、パソコン操作技能を分かりやすく丁寧にご指導させていただくことを目指します。また、フリータイム予約制により個人の自由な時間に受講することが可能となっており、各コースも常に個人の習得度合いを把握しながらその人に合った教育を行い、確実なスキル習得に結びつけます。

学校情報
|
CS試験(情報セキュリティ部門)の導入状況
公共職業訓練の内容がパソコン操作による実技の試験ばかりだったことから、学科により知識を問う資格試験も必要ではないかと模索していた時期に、たまたまCS試験に情報セキュリティ部門が設立されるという情報が耳に入り、当校も丁度カリキュラムが決まる前だったため、CS試験の情報セキュリティ部門を取り入れてみようと平成20年からスタートしたのがきっかけです。
ご担当の先生にお伺いしました

安部学校長(写真左から2人目)と
受講生の皆様
学校長 安部 友博 様
-
PCアカデミーオーシャン様では、どのように情報セキュリティ試験を活用されていますか?
インターネットの普及により誰もが必要な情報を簡単に入手できたり、SNSにより自ら情報を発信したりすることができるようになりましたが、それに伴い様々な情報漏洩や著作権侵害のリスクも発生することになりました。当校に入校して間もない受講生の中には、それらリスクに対する認識の甘さが多く見られました。
そのため、公式テキストのまえがきに書かれているように、愉快犯や自己顕示のような動機でウイルスが作られていたことや、詐欺や営業妨害の手段にITが使われるようになっていることをまずは認識づけたうえで、情報の取扱いに関する基本的な知識を身につけさせるために情報セキュリティ試験の受験を勧めています。
-
PCアカデミーオーシャン様では、どのように情報セキュリティ試験の受験に向けた教育をされていますか?
情報セキュリティ部門の公式テキストを全て読み解き、はじめに講師用のマニュアルを作成しました。そのマニュアルに基づき、公式テキストだけでは分かりづらい部分をパワーポイントで補足したり、実際の事例を紹介したりしながら指導を行っています。 -
情報セキュリティ試験を導入したメリットや効果をお聞かせください。
情報セキュリティ試験の受験前と後では明らかに身近に潜むリスクに対する認識が変わっていると感じています。また、当校の受講生が履歴書の資格取得欄に「情報セキュリティ技士」と記載して面接に臨んだところ、面接官から本資格について特に興味を持たれて色々と質問されたと聞きました。結果的にその受講生は採用され、決め手が「情報セキュリティ技士」かどうかはわかりませんが、面接官に対して間違いなく好印象を与えた感触はあったようです。
やはり「情報セキュリティ」についての理解度を資格として第三者に証明できるのが最大のメリットだと思います。