CADS&CADIとは
CADS(Career Assessment and Development Sheets)は、あなたが自分自身と向き合い、「私って何者?」「私は何をしたいの?」「そのために何をしたらいいの?」といった自らのキャリアについてじっくり考え、整理することを援助するシートで、あなた自身の自己理解(気づき)が深まるように構成されたワークシートです。
各シートに記入することで自分の強み弱みや将来やりたい仕事を明確化し、それに向かった計画が作成できる仕組みとなっています。
あなたがこれまで取り組んできた仕事について考え、整理するシートです。
ワークシート1で整理した仕事の中で、あなたが発揮してきた能力を具体的に分析するシートです。
ワークシート1と2で整理した結果を踏まえ、あなたのこれからの仕事について考え、整理するシートです。
ワークシート3の目標を達成するための具体的な行動計画を立てるシートです。
家庭・家族、健康、資産・財産、余暇活動など、あなたが今後どのような人生を送りたいのかについて考え、整理するシートです
あなたの今後のキャリア形成のために会社や上司に配慮して欲しい事項をまとめるシートです。
あなたが記入してきたワークシート1~6及びCADIの結果のエッセンスをまとめるシートで、企業内などにおいて上司やアドバイザーと相談・面談をする際に活用することができます。 これは、CADSの特徴の1つとなっています。
実務に関する専門知識及び仕事全般に関わる基本的なスキルのチェックリストで、「ワークシート」作成の際の補助資料として活用するものです。「スキル・マップ」には〈基本スキル(発揮能力)〉と〈実務スキル(実務・専門知識〉の2つがあります。
これもCADSならではの特徴の1つとなっています。
あなたの発揮能力がどの水準に当てはまるのかをチェックするリストです。コンピテンシー(成果に結びつく行動特性・発揮能力)の項目ごとに発揮水準を4段階レベルで確認することができます。
あなたの実務知識やスキルの水準をチェックする職種別の項目リストです。ワークシート1、2、3に、今まで行ってきた仕事の経験や専門知識・スキルを明確化するために使用でき、また、今後に保有したい(保有しなければいけない)専門知識やスキルを考えることもできます。
組み合わせて使える
CADSのワークシートはすべて記入しなくてはいけないものではなく、一部のシートのみ使うことができます。
また、CADSの一部のワークシートを自社の研修教材と組み合わせて使うこともできます。
一人でもできる
CADSには記入例がついていますので、記入例を参考にしながら、一人でも進めることができます。
例えば、研修前に記入しておき、研修の中で他者からのフィードバックを受けて書き換えていくことで、より自己理解が深まります。
繰り返し使える
CADSは、冊子の形式となっているため、記入後も繰り返し眺めることにより、繰り返し自己理解をすることができます。
また、節目節目でCADSを記入することで、自らのキャリア形成の変化を確認することができます。
CADI(Challenge And Discovery Inventory)は、変化に対応していく「キャリア形成力」と「個人的傾向」を把握するための心理学的検査です。81項目の質問に、「はい・いいえ」で回答する方式で、自己実施・自己採点ができるようにつくられていますので、自分自身の課題として安心して取り組むことができます。
心理学的検査を行う意味は、結果を出発点として自分自身と向き合い、自己理解(気づき)を深める点にあります。CADIでは、気づいたことを記入するシートを用意しています。得られた気づきを大切にし、あなたのキャリア形成に生かすことができます。
![]() CADI質問票イメージ |
![]() 採点結果集計表 |
![]() 結果の整理票 |
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短時間・一人でできる
81の質問に「はい」「いいえ」で回答していく形式ですので、どなたでも短時間に簡単に行えます。
幅広い適用範囲
職業や年齢に関わりなく、あらゆる人が使用できます。
CADS&CADIは組み合わせて使うと効果的
CADSとCADIはそれぞれ単独で使うこともできますが、組み合わせて使うことで、より効果的に自己理解を行うことができます。
キャリア研修に
CADS&CADIは、研修で効果を発揮します。研修でCADS&CADIを記入し、グループワークにおいて発表します。他の方からフィードバックを受けることで、これまで気づかなかった自分の能力や特性に気づき、自己理解が深まるとともに、モチベーションの維持・向上に繋がることが期待されます。
CADS&CADIを使ったキャリア研修の例は
こちら
キャリア面談に
上司と従業員がCADS&CADIを使って面談を行うことで従業員の自己理解がより深まるとともに、企業も従業員個人への理解が深まり、それにより、将来の効果的な人事配置の指針になります。
CADS&CADIは、「組織と個人の共生」、つまり、個々の従業員が働きがい・生きがいをもって豊かな人生を送り、自律(自立)した個人に成長して企業に貢献する。一方、企業は個人の自律(自立)したキャリア形成を支援し、個人の有する能力を組織に結集するといった観点の中でキャリア形成をとらえ、その支援を行う際に活用することをねらいとしています。
解説書では、このことを詳しく解説するとともに、指導者(トレーナー)用としてCADS&CADIの説明や記入のポイントやキャリア形成支援は「育てるための相談・支援」であるとの観点から、CADS&CADIの活用方法、上司やアドバイザーの役割・基本姿勢も解説しています。




