第44回 選手プロフィール 【07. CNCフライス盤】
職種名: CNCフライス盤 【CNC Milling】
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第44回技能五輪国際大会 競技概要
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CNC※フライス盤は、加工する材料を前後、左右、上下に動かし、回転する工具(ドリルやエンドミルなど)を数値情報で制御し加工する工作機械です。競技は図面に示された課題形状をCAD/CAMソフトウェアで三次元モデルを作成し、座標データを用いて工具の移動経路を算出し加工プログラムを作成します。加工プログラムはCNCフライス盤に移し替え、加工と測定とを繰り返し課題を仕上げます。課題は寸法精度と見栄えによって評価されます。加工プログラムはCAD/CAMソフトウェアで作成するものの、選手によって入力する加工ノウハウが異なるため、寸法や仕上がり具合が微妙に異なりこの部分が選手の腕の見せ所となります。
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| Point | |
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課題を作るためには、図面指示の正しい理解、加工形状に適した工具の選定、機械や材料の特性把握、高い測定技能が必要です。近年では課題に盛り込まれた形状が複雑になってきているため、今まで以上のCAD/CAMソフトウェア習熟が求められています。
※コンピュータを組み込んで、機械機能の一部又は全部を実行する数値制御。 |
過去5大会の成績
| 回数 | 39回 | 40回 | 41回 | 42回 | 43回 |
| 成績 | 金 | 銅 | 金 | 敢 | 敢 |
敢:敢闘賞、/:未実施、△:日本は不参加


※写真は前回大会の様子