第43回 選手プロフィール 【07. CNCフライス盤】
職種名: CNCフライス盤 【CNC Milling】
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第43回技能五輪国際大会 競技概要
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CNC※フライス盤は、加工する材料を前後、左右、上下に動かし、回転する工具(切削工具 正面フライスと呼ばれる工具もある)をコンピュータと数値で制御し加工する工作機械です。競技では、図面で示された部品形状をCAD/CAMシステムで立体モデルとして描画し、その座標データを用いて工具の移動経路を示す加工プログラムを作成し、プログラムをCNCフライス盤に転送し加工します。加工プログラムには、部品加工の手順やノウハウが含まれているため、選手ごとに異なります。製品は図面との整合性やできばえで評価されます。
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| Point | |
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図面で要求される形状と寸法精度を満足する部品を加工するためには、図面の正確な理解、よく切れる工具の選定、機械や材料の特性把握、高い測定技能、など幅広い知識、技術・技能が必要です。さらには、限られた時間内に加工を終えるには、CAD/CAMによる図面の立体化をいかに短時間で処理するかがカギとなります。課題は大会ごとに難度を増していることと、使用するCNCフライス盤も異なるので、対応能力の高さも求められます。
※コンピュータを組み込んで、機械機能の一部又は全部を実行する数値制御。 |
過去5大会の成績
| 回数 | 38回 | 39回 | 40回 | 41回 | 42回 |
| 成績 | / | 金 | 銅 | 金 | 敢 |
敢:敢闘賞、/:未実施、△:日本は不参加


※写真は前回大会の様子