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23:貴金属装身具

職種紹介

宝石の美を華麗に彩る。

「貴金属装身具」職種は、主に金・銀・白金と、その合金を材料として、宝石などをセットする装身具を製作します。宝石は希少性が尊ばれ、天然に産するものなので、それぞれ形状などが異なります。そのため、それはたとえ量産品の生産においても手作業がほとんどです。製品は身辺に装着するため形状に制約がありますが、宝石の魅力を十分に引き出し、華麗、かつ装着性、耐久性に優れたものでなければなりません。豊かな芸術性とともに、習熟した緻密な技能が求められます。
第45回技能五輪 優秀作品
第45回技能五輪 優秀作品

競技のポイント

より華麗に美しく。宝石の希少をひきたて、指先に精緻の芸術を創造する。

作業の種類や技能の程度は国際大会レベルです。課題は2日間の計11時間で製作図に示されたペンダント枠を全て手作業で製作します。
  • 所定の寸法に事前に加工した金合金の板材と線材および2種類の金ろうを支給して、所定時間内に、1個のペアシェープカットの宝石とマーキスの宝石と3個のダイヤモンドのメレーをセットするブローチ枠を全て手作業で製作するもの。
  • 作業の種類や技能の程度は、国際大会並みのレベルで、たとえばダイヤモンドが埋め込まれる穴は"裏どり"作業が組み入れられています。この技法は国際大会では必須技法とされていて、糸鋸で加工する難しいものです。

魅力

宝石の希少性こそ魅力の原点。

「貴金属装身具」職種の魅力、それはすべて加工する対象の素材の希少性に起因します。その希少性をひきたて華麗な装飾によりその希少な宝石の付加価値を高める。素材のもつ本質をつかみ、芸術的な美へと昇華させる創造的な感性と洗練された緻密な技能が必要です。そして、その付加価値が生むお客様の喜び。まさに華麗な美を追求する魅力にあふれています。
第45回技能五輪大会競技風景
第45回技能五輪大会競技風景

将来性

陶酔する希少性の美よ、永遠なれ。

世界各地の古代文明遺跡にもみられるように「貴金属装身具」製作の歴史は古く、その加工技術は時代とともに変わってきました。日本における現在の技法は、明治末期から大正末期の生活様式の欧風化に伴って海外から学んだ技法に、わが国古来よりの伝統技法が加えられ発展してきました。そのいずれの時代も、人類はその希少性の美に陶酔してきたのです。そしてそれは、未来永劫、決して変わるものではありません。

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