| ◆エピローグ
今年も厳しい就職環境が続いている。その一方で、学生たちは「誰でも知っている会社で、良く知られた職業」を選んでいる。こんな学生たちの就職意識も、就職環境を一層厳しくしている要因の一つではないだろうか。「就職をすることよりも、就職を勧めることが難しい時代になっている」と、キャリアサポートの現場では日々感じている。
しかし、「就職難」の時代であることには間違いはない。もちろん学生たちにはこの就職難を乗り越えてほしい。自己決定によって職業に就いてほしい。生活の糧を自分で得ることを始めてほしい。職業を通して様々な人と関わってほしい。人との関わりの中で自分の可能性に気づき、自分の居所が見つけられるだろう。自分を信じて舵を取ってこそ、新たな希望が湧いてくるのである。
5回にわたり、フロントラインをお読みいただき誠にありがとうございました。多くの関係者からご意見や激励をいただき、みなさんに支えられ、私自身何とか続けることができましたことを感謝いたします。
それぞれの人にそれぞれの人生がある。さまざまな出来事と出会いがある。まるで、映画のハナミズキのように「君と好きな人が、百年続きますように」と願わずにはいられない。
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