このように、職場の中では毎日忙しく仕事をしているので、自分の考えを率直に言いづらい環境にあったり、遠慮してしまうことがありますね。そんな中、否定されずに自分の話を聴いてくれる環境やチャンスがあれば、自分自身を客観的に見つめることができます。仕事では度々「走りながら考えろ」と言われますが、走りながら考えることは本来難しいようです。カウンセリングは短時間ですが、そこで立ち止まって自分自身を見つめなおして、自分の役割や立場などを確認した上で、物事を冷静に考えるようになれれば、きっと、良いアイデアが見つかりますし、そのアイデアを実行する時にも躊躇なくスピーディーに行動できるのではないでしょうか?
アメリカでは企業のトップにはプライベートカウンセラーがつくようですし、国内でも大手企業では役席になるとカウンセラーがつくという話を聞いたことがあります。現在の厳しい経済環境下では、経営者ほど悩みが多いようです。経営者は重い責任を背負って経営施策を実行しますが、同時に、その施策の評価を客観的に判断することが必要です。自分で考えた施策をカウンセラーに話をしてみれば、カウンセラーは"鏡"のようにそれを要約して応答することができます。こうすることによって、経営者は、カウンセラーをとおして、自分のアイデアをあたかも第三者の意見のように聞くことができて、客観的に確認することができます。
このようにキャリアの分野でカウンセリングを行うのが、キャリアカウンセリングですね。日本の風土にますます根付くことを期待します。 |