キャリア形成推進マガジン
キャリアに関する研究者からの提言 【キャリア・ナウ】

2008年1月10日配信
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準備のある人のところにキャリアチャンスはやってくる
【3】
立正大学 心理学部 教授  臨床心理士 宮城 まり子 
 ャリア形成の過程に遭遇する「チャンス」(好機)は、計画通りに自分の目の前に現れるとは限らない。むしろ、たまたま偶然に与えられた職務・役割であったとしても、真摯に取り組み、その職務遂行能力の質を更に高めるための自己啓発努力を怠らない人のところに「チャンス」は現れる(与えられる)のではないだろうか。すなわち、「準備のある人のところにチャンスは現れる」、「準備のある人に幸運は訪れる」のである。
 チスドイツによって収容所に入れられ、ガス室に送られる寸前に収容所から解放されたユダヤ人精神医学者のフランクルは、「幸せのパラドックス」という言葉を用いて次のように言っている。「幸せになりたい、幸せになりたいと遠い先ばかりを見るのではなく、むしろ自分の目の前に存在することに対して、無心に一生懸命取り組むことが大切である。幸せは、その結果として与えられるものである」。そして更に、自分が「人生に何を期待するか」ということと同時に、「自分は人生に何を期待されているのか」を考えることの重要性についても述べている。

☆ 宮城先生には、次号 2月号もご執筆いただく予定です ☆

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