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キャリア・コンサルティングの現場からの報告
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2008年7月10日配信
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私の若年者就労支援のあり方(4)
【1】
はじめに
 
限られたキャリア・コンサルティング(以下、コンサルティング)回数の中で、相談者が「根本的なニーズ」に気づきながら、それでも「現実的なニーズ」を希望する場合には、私はそのニーズを満たしながら同時に「根本的なニーズ」も満たすように関わっていくようにしています。なぜならば、それらはどちらも彼らが同時に抱えている問題であり、車の両輪のように一方を調整しただけではバランスよく走ることができないのと同様に両ニーズをバランスよく満たしていかなければ、コンサルティングが停滞してしまうことがあるからです。
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