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◆ 2007年7月10日配信 ◆ |
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企業社会の変化とこれからの働き方を考える
～ その２ ～ キャリアの専門化と評価・処遇システムの見直し
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 今日の企業と労働者を取り巻く様々な環境変化は、我が国企業の人事管理のシステムを、これまでの長期雇用を前提としたジェネラリスト的働き方と勤続・年齢を重視した年功処遇のシステムから、職務の区別・明確化を前提とした専門能力を生かしたスペシャリスト的働き方（キャリアの専門化）と個々の職務や能力、成果等に応じた評価・処遇を重視した「人事管理の個別化」に象徴されるシステムへと変容させてきている。しかし、こうした人事管理システムが労使双方にとって適切・効果的に機能するためには、何より「職務」概念を明確にし、その内容や範囲、それに伴う責任や権限等を含めて職務の客観性が確保されると共に、これを遂行する労働者各人の能力（職務遂行能力）に対する客観的な評価基準の確立とそれに基づく評価の透明性と処遇の納得性が保障されることが必要となる。 | |||
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