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職業能力の評価は、人材マネジメントの中核となるもので、採用や適材適所の配置、昇進・昇格、処遇、目標管理、能力開発など適正な職業能力の評価に基づき行うことが求められます。職業能力評価基準は活用の工夫によりこれら人材マネジメントのツールとして活用できます。
人事評価制度等での活用をはじめとして、例えば、自社の現場の作業者を該当する職業能力評価基準の各ユニット・レベル別に当てはめ、表示(図2)することにより、現場における人材構成や充足状況、自社の強みや弱みを視覚的に把握することができます。
また、職業能力評価基準の能力ユニットにより、各担当者の職務領域等を踏まえて、該当ユニットを選択し、各能力ユニットの内容をOJTシートに転記します。このOJTシート(図3)により自己評価と上司評価を行い、部下と上司がお互いに理解することが可能となり、部下の強み、弱みの認識や今後の能力開発の目安を得ることができます。
OJTシートとは異なりますが、当協会では、ある企業から、職業能力評価基準を活用して従業員自ら職業能力を診断する研修を行ってほしいとの依頼を受けました。そこで職業能力評価基準の各ユニットをもとに職業能力診断票を作成し、自分の仕事経験の振り返りや能力の自己診断を行う研修を行い、受講者から大変好評を得ました。(詳細は次号で紹介いたします)
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