組織を「グループ」から「チーム」へと昇格させる。
企業組織にとって大切なのは存続と発展であり、その前提となるのが一人ひとりのキャリア形成と組織人としての成長である。そのキャリア形成で組織を「グループ」から「チーム」に変貌させていくことにより、企業は存続し発展する。
では「チーム」と「グループ」とはどう違うのか?具体的な相違点を下表によって見てみたい。なお、ここでいうグループとは、治療や成長を目的としたグループでなく、作業を目的としたワーキンググループや趣味のサークル等を指している。
| 摘要 |
チーム |
グループ |
| 共有の目標 |
有 |
有 |
| 協調性 |
有 |
有 |
| 葛藤 |
有 |
無 |
| 相乗効果 |
有 |
無 |
| 構成員の成長 |
有 |
無 |
上表を見てもわかるように、チームのなかで、それぞれが自己の積み重ねてきたキャリアに基づいて建設的な意見を述べ、討論し結論を出していく過程で相乗効果が生まれる。構成員もそれぞれの主張を修正し、人間として、組織員として、成長し企業の発展につながっていく。それに対して、グループの場合は何かをやって、自己の達成感を得たい、そのため、多少の協調性はあっても、グループとしての動きには葛藤もなければ相乗効果もなく、メンバーの人間的成長も期待できない。
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