◆注目される新たなアプローチ
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図1:グループ・アプローチの位置
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そこで、大学現場ではマスのガイダンスと、個別相談との間にある「グループ・アプローチ」を活用することに注目し期待をしている。つまり、大学で求められているキャリア・カウンセラーは、個別相談だけではなくグループ・アプローチの手法を活用できる「ファシリテーター能力」をもった人ということになる。
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図2:就業体験とエンカウンター体験
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一般に「グループ・アプローチ」は、グループに参加している個人の成長、教育、コミュニケーションや対人関係の改善、または組織の変革などを目的として行われ、その手法は多様である。ここで取り上げる「グループ・アプローチ」は、グループワークとして学生に提供しているものであり、カウンセリング理論を使ったワークショップ形式で行われる「構成的グループ・エンカウンター(SGE)」・「体験学習」といわれるものである。「教え込むのではなく、引き出す」ことを狙いとし、「やりたいこと」(夢)と、「できること」(現実)を体験から振り返る(シェアリング)。作業(エクササイズ)を通して自己理解・他者理解を深める。教えられる(受動的)のではなく自ら学ぶ(能動的)ことから、仲間同士の支え合いがおこるよう構造化(目的と時間)されている。
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