キャリア形成推進マガジン
キャリア・コンサルティングの現場からの報告

2008年9月10日配信
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私の若年者就労支援のあり方(6)
【3】
 こうべ若者サポートステーション / こうべ若者自立塾 / 若者しごと倶楽部サテライト阪神
 
キャリア・コンサルタント 瀬谷 俊宏  
最後に

 今号で最終号となった。今一度、本6回の連載を振り返ってみると、読者の皆様に少しでも私の取り組み姿勢をお伝えしたいという、当初の希望がどの程度達成できたか気になるところである。しかし、日々の業務をこなしながら無事連載が完結したことは私なりに満足のいくものであったと思う。
 これを期に、私は日々のコンサルティングを通して、私自身がどの様な取り組みをしてきたのかについて立ち返ることができ、さらに私が目指そうとしているコンサルタントの姿をイメージするきっかけになったと思う。
 私自身のライフ・キャリアを振り返ってみると、苦難と喜びが程よく交互に繰り返してきた。そして、常にそこには重要な他者との出会いがあったのだとあらためて思う。重要な他者とは、私に「自分とは何なのだろうか」、「今後、自分はコンサルタントとして、どのようになっていきたいのだろうか」と自問する機会を与えてくれる存在を意味する。したがって、私にとって重要な他者とは、常に私の自己愛を満たすことに協力的な他者というだけではなく、そうではない他者を含めた全ての存在なのである。そう考えると、私にはどのような他者であっても、全ての出会いに意味があるのだと思える。
 私はコンサルタントとして将来どうありたいのか、これからも自問するだろう。しかし、それも大切なのであるが、日々来談する相談者に真摯に向き合うことが、何よりも今、私が優先したいことだとあらためて思う。
 最後に、連載に際して多大なご尽力を頂いたキャリア・コンサルティング協議会の関係者の皆様、編集の手を大いにわずらわせた中央職業能力開発協会の関係者の皆様、私にコンサルティングの場を与えていただいたこうべ若者サポートステーションの所長をはじめ相談者の皆様に、この場をおかりして感謝申し上げます。

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