キャリア ナウ  

2007年5月12日配信
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転職で成功する経営管理層
【2】
明治大学 政治経済学部 教授   永野 仁
転職したのはどんな人で、どんな変化が
 調査に回答したこの5年間に転職した経営管理層の平均像は、平均年齢52歳で、これまで最も長く勤務した会社(最長勤務先:従業員規模は約4,700人)を23年間勤続した後、47歳で、事業部長~課長クラスの時に離職し、2年間の移行期間を経て、最長勤務先とは資本関係などがない現在の会社(現勤務先:従業員規模は約1,500人)に、取締役~部長クラスとして入職して3年経過したというものである。なお移行期間の間に、約3割の人は別の会社に一時的に勤務していた。
 このような転職者の離職理由は、「会社の戦略や方針に納得できなかった」や「会社の将来性に不安を感じた」という会社に対する不満や不安が最も多く、更に「仕事にやりがいを感じなくなった」や「仕事を通じた自己成長ができなくなった」という仕事についての不満も多くなっていた。また、現勤務先を転職先として選んだ理由は、「自分の知識・経験が役立つから」、「仕事を任せてもらえるから」、「会社から強く誘われたから」などの回答が多くなっていた。
 このような経緯で転職した彼らだが、転職により、仕事がきつくなったものの、やりがいが増したと感じている人が多くなっていた。
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