キャリア ナウ  

2006年7月10日配信
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働く人々の成長と職場風土
【3】
日本大学 商学部 教授   外島 裕

3.職場風土のモデル
 ここで、あなたが働いている職場の風土を振り返ってみよう。
 次の項目について、日頃の職場の雰囲気として、「とてもそう思う」ならば「4点」、「ややそう思う」ならば「3点」、「あまりそう思わない」ならば「2点」、「ほとんどそう思わない」ならば「1点」として、回答してみよう。

 ★Do尺度・PDS尺度採点表へ★

 この2つの尺度とも、最大20点、最少5点、となる。13点以上ならば、得点は多いほう、12点以下ならば、得点は少ないほうとなる。
 Do尺度の得点が多い場合は、命令、強制的な雰囲気が強く、管理者が支配的であろう。仕事への圧力が強いので「Do」尺度としている。
 PDS尺度の得点が多い場合は、仕事の準備がよくなされていて、話し合いも活かされている職場であろう。Plan、Do、See、のサイクルが機能しているようなので「PDS」尺度としている。
 さて、「Do」尺度、「PDS」尺度、ともに多い場合は、トップダウン的であるが、仕事の遂行もしっかりと機能している職場であろう。創業社長のカリスマ性で従業員を引っ張っているような組織であろうか。しかし、長く続くと従業員は満足を感じなくなるかもしれない。
 「Do」尺度は少なく、「PDS」尺度が多い場合は、命令的な雰囲気は少なく、自律性による実務遂行が機能している。無用な緊張が少なく、自主的な雰囲気であろう。
 「Do」尺度、「PDS」尺度、ともに少ない場合は、集団としてまとまりがなく、目的意識も希薄な職場であろう。
 「Do」尺度が多く、「PDS」尺度が少ない場合は、管理者による命令、圧迫が強く、従業員は指示されることのみ行っているような雰囲気であろうか。

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