| キャリアは「人と環境の相互作用の結果」だと言います。組織の中で守られていた時に芽生えていたものは「自律」できていない不安と憧れだったのかもしれません。そして、それがある程度達成された今、組織を飛び出したことによって、かえって人との結びつきや他者の評価(必要とされること)が大切だと思うように変化してきたのです。
このようにキャリア形成は、目標を持ち、その達成に向けて行動し、変化を受け入れていく連続だと思います。そして、たまにその足跡を振り返ることで意味づけをしていくことで、幾つになっても成長を実感できるし、可能性を広げていけるのではないでしょうか?
先日、以前26年間勤めていた会社の仲間と飲んでいた時の話しです。現在の近況などを伝えると、1人の後輩が「でも、ほんま偉いなー。T社とは関係ないところで自分の立場つくってきたもんなー」と褒めてくれました。前職を辞めるときの目標であった「肩書きがなくなっても自分を証明してくれるものを持つ」というのは、一応達成されたように感じ、正直嬉しく思いました。
遠回りだったようにも感じますが、一つひとつ実績を積み重ね、信頼を得ていくことは一朝一夕にはできません。何より自分で自分を信頼できないうちは、相手に信頼してもらえません。大変ではありましたが、違う世界で挑戦する経験があったからこそ出来たことですから、過去に育ててくださった方たちへの新たな感謝の気持ちが強くなってきました。
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