| キャリア形成推進マガジン キャリア・コンサルティングの現場からの報告 |
◆ 2008年8月10日配信 ◆ |
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| 私の若年者就労支援のあり方(5) |
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こうべ若者サポートステーション / こうべ若者自立塾 / 若者しごと倶楽部サテライト阪神
キャリア・コンサルタント 瀬谷 俊宏 |
| <一連の作業を通して> 来談当初、相談者の中には自他を否定的にとらえて、不安や焦り、怒りといった感情が優位に働き、感情をうまく表出できない状態に陥っている人が見られます。このような状態のままでは、彼らは自分の置かれた状況を冷静に見つめ、課題の把握や整理ができなくなってしまいます。しかし、この一連のコンサルティングを通して、自由に心のありようを語れる場を保障することによって、彼らは安心して感情を表出できるようになっていきます。 コンサルティング回数を重ねるごとに、相談者は過去の自分に照らし合わせて同じ経験を繰り返すのではないかという「不安」を抱えながらも「やってみよう」とか「やってみたい」と過去の自分にけじめをつけようと真摯に自分自身と向き合うようになります。相談者の中には、終結を目前にしたフォローアップの中で、コンサルティングの初期に「今までの自分には自信がなかったから、これからの自分もうまくいくはずがない」というように過去を基点とした不安から「これから何が待っているのだろうか」というように将来を基点とした不安すなわち、「期待と不安」へと気持ちが変化したと語る方がいます。 そういった段階を経て、次第に自他肯定的に捉えられるようになり、就職活動に向けて行動が促進されていきます。 一連の作業を通して次のような相談者がいます。 ・相談者X ・相談者Y 相談者X、Yのように、彼らは現在に生きる存在でありながら、心は過去の時間軸に捉われた存在なのです。その時間軸を未来に向けていくことが、その後のコンサルティング・プロセスを促進する分岐点になります。 |
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