(1)強いキャリア意識を持つこと
前述のように、誰かが自分を育ててくれる、会社が自分の面倒をみてくれるという甘えた考えを持たず、あくまで「自分は自分が磨き、育てる」という凛としたキャリア意識を持つことが第一に必要である。そこで、社員のキャリア意識を醸成し、キャリア意識を絶えず強化するためには、5年毎くらいに「キャリア開発研修」を行い、自分のキャリア形成について、社員自身がじっくり考え再設計する時間と場所を与えることが必要であろう。本来は、会社がキャリア開発研修を行わなくても、自らキャリアチェック、自律的開発を行わなければならないが、日々多忙な業務に追われ自分と向き合いキャリアについて思考する時間もないのが実情であろう。
(2)正しい自己理解
キャリア形成のためには、正しい自己理解が欠かせない。そのためには、次のような問いについてまず考えてみることが必要である。
| 1) |
自分は仕事上何をしたいのか、自分はどうありたいのか。 |
| 2) |
自分が興味関心ある仕事、分野は何か。 |
| 3) |
自分はどのような強み、専門性、売りがあるか(逆に弱み、欠けていること、補完することは何か)。 |
| 4) |
自分が働く上で大切にしたい価値とは何か。 |
| 5) |
自分の仕事上の役割と責任、使命は何か。 |
| 6) |
自分は具体的な行動として何をすべきか。 |
こうした6つの問いに答えることによって、自分を見つめ直し自己理解を深める。
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