キャリア ナウ  

2007年3月10日配信
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就職戦線を勝ち抜くのはどんな学生か
【2】
明治大学 政治経済学部 教授   永野 仁
直接尋ねると
 就職活動に成功するための条件を見るために最もよく用いられるのは、それを当事者に直接、アンケート調査などで問うという方法である。私たちの調査では、就職活動を終了した大学生、新規大卒者を採用した企業、さらに新卒大卒者として数年前に入社した若手社員の3者に対し、ほぼ同様の設問をしている。その回答は奇妙なほど一致していて、「熱意・意欲」、「性格・人柄」、「考え方・価値観」がいずれも上位3項目であった。それに対し、「大学の成績」や「出身大学」などの回答は極めて少なくなっていた。このような結果は他の調査でも確認できるが、意欲や人柄重視の採用と言える。
 しかし本当に学業成績や出身大学の違いなどは、就職に影響しないのだろうか。素朴な疑問が生まれる。そこで上記調査のうち、25大学1,143人の文科系の大学4年生からの回答を得た、大学生調査のデータを計量的手法で分析してみた。
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