キャリア ナウ  

2007年1月10日配信
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サテライトオフィス
【3】
早稲田大学 文学部 教授   小杉 正太郎
 社15人の担当業務は様々であり、業務成果を定量的に測ることが困難なものもあったので、上司による年度末の人事考課を業務成果とみなすことにした。私の予測は見事に当たり、ほんの一部の例外を除いて人事考課の結果は最良であった。
 かし、15人のサテライトワーカーが裁量権を与えられた就業状況に満足していたわけではなく、むしろ不安に感じる者もかなりいた。その理由はいくつかあったが主要な理由は、業務経過を考慮せずに業務結果だけで上司から評価されることへの戸惑いであった。なかには月一回の本社出社を二回に増やし、その度ごとに業務経過を報告する者も数人いた。
 のプロジェクトは、就業状況と業務成果についての様々な知見・発見をもたらし、1900年に終結した。このプロジェクトの成果は、全て社団法人 日本サテライトオフィス協会(現在:社団法人 日本テレワーク協会)に引き継がれ、昨今話題のSOHO(Small Office Home Office)へと発展している。

☆小杉先生には、次号についてもご執筆をお願いしています。☆

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