3.エンプロイアビリティを備えた人材開発の取り組み
従来から人材開発の方法には、個々人が主体的に取り組む自己啓発を基盤にして、上司、先輩によるOJT、Off-JT、人事施策としての異動、昇進、出向、派遣、社外のセミナー、研究会等への派遣、大学・大学院等への派遣などがあります。
経営活動に合致した戦略的なOff-JTのプログラムは、経営の場では当然のこととして実施しなければならないプログラムであり、戦略に対応しての能力開発活動は経営活動の一環として着実に取り組む必要があります。しかし、先のエンプロイアビリティを備えた人材の育成には、個々人が主体的に自らの能力開発、キャリア開発に取り組む環境づくりと、仕組みづくり、具体的な展開が重要です。
スタッフがまず取り組むべきは、自社の能力開発活動、人材育成活動の現状把握です。
具体的な制度、仕組みが整備されているか、いまだ十分ではないか、改善、改革のニーズはないか。
能力開発活動、人材育成活動が、人事諸施策、OJT、Off-JT、自己啓発援助制度等と連動しており、個々人に対するキャリア・コンサルティング活動が実施されているか、体制を整備中であるか等々と、自社の状況を分析し、より自社に合致した体制を整備することが重要です。スタッフは経営全体を俯瞰(ふかん)して、経営活動における人材開発活動に取り組むことが期待されています。 |