キャリア ナウ  

2006年5月10日配信
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企業経営と人材開発活動
【2】
明治大学 政治経済学部 客員教授   梶原 豊

2.経営が求める人材
 社団法人 日本経済団体連合会は、「現在勤務している企業で今後ともに雇用されうる能力」と「仮に労働移動をしても雇用されうる能力」としてのエンプロイアビリティ(雇用されうる能力)の開発、エンプロイアビリティを備えた人材の育成を個々の企業に求めています。
 企業によっては自社の経営理念、人材育成の考え方に基づいて育成目標としての人間像、人材像を明確にしています。
 例えば、石川島播磨重工業株式会社(IHI)-めざすべき人間像-では、

(1) 誠実さと良識を兼ね備えた社会人
(2) 目標管理制度、評価基準方法
(3) 本質を見極め創造的にアプローチする人
(4) 積極性を持ち実行力のある人
(5) 国際性を身につけた担当分野の一流プロフェッショナル

等々を掲げています。
 IHIは、人材育成活動の目標となる人間像を明確にしていますが、現代社会における産業、企業の影響力を認識して、エンプロイアビリティについて考えると、専門性と誠実さ、良識を備えた人材であることが大事な条件になると認識すべきだと思います。

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