技能検定試験とは
技能検定制度は、労働者の有する技能の程度を検定し、これを公証する国家検定制度であり、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づき昭和34年から実施しています。
この技能検定に合格すると厚生労働大臣名又は都道府県知事名で「合格証書」が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
この技能検定に合格すると厚生労働大臣名又は都道府県知事名で「合格証書」が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
「レーザー加工作業」試験の概要
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等級
受検者の技能レベルに応じて、1級及び2級に区分されています。
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試験方法
実技試験と学科試験があります。
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実技試験
製作等作業試験
| 項目 | 1級 | 2級 |
|---|---|---|
| 使用するレーザー加工機 (切断機) |
CO2又はファイバー 出力2~6kWの範囲内(高出力機は出力を制限して加工を行います) |
|
| 加工材料 |
・SS400、SPCCの「軟鋼」...板厚4.5~9mm ・SUS304の「ステンレス鋼」...板厚4~6mmのいずれか。 |
|
| アシストガス | 軟鋼:酸素ガス、ステンレス鋼:窒素ガス | |
| 加工内容 |
課題図面の部品を切断加工で作成した後、組み合わせる 加工する部品数 1級:5部品 2級:3部品 |
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| プログラム作成 | 手動又はCAD/CAM装置 | |
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試験時間
1時間30分から2時間30分程度(CAD/CAM装置の使用有無によって異なります)
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学科試験
1級、2級とも、真偽法25問、四肢択一法25問、全50問です。試験時間は1時間40分です。
実技試験、学科試験それぞれ100点満点として、実技は60点以上、学科は65点以上で合格です。
- ・レーザー加工機により鋼板(軟鋼又はステンレス鋼)の切断加工等を行うレーザー加工従事者を想定しています。
- ・原則として、レーザー加工に関する実務経験が必要です。
必要とされる実務経験年数は、1級は7年以上、2級は2年以上です。
- ●実施公示:3月上旬(※1)
- ●受検申請受付:4月上旬から中旬
- ●実技試験問題公表:5月下旬
- ●実技試験:6月上旬から9月上旬(※2)
- ●学科試験:9月上旬(全国統一実施)
- ●合格発表:9月下旬
- ※1:都道府県によっては試験を実施しない場合もあります。(実施公示状況はこちら)
- ※2:期間中のいずれかの日で実施されますので、都道府県によって試験日は異なります。
試験範囲
実技と学科の試験範囲「非接触除去加工技能検定試験の試験科目及び
その範囲並びにその細目」が厚生労働省のホームページに掲載されています。
その範囲並びにその細目」が厚生労働省のホームページに掲載されています。
実技試験の出題範囲は以下のとおりです(実技試験の部分を抜粋)。
| 試験科目及びその範囲 | 試験科目及びその範囲の細目 | |
|---|---|---|
| 1級 | 2級 | |
| レーザー加工方案 |
工作物について次に掲げる高度なレーザー加工方案の決定ができること。
(1)工作物の前段取り
(2)集光光学系とノズル (3)レーザー加工条件 (4)工作物の取付けの方法 (5)位置ぎめの方法 (6)使用するジグ |
工作物について次に掲げる通常のレーザー加工方案の決定ができること。
(1)工作物の前段取り
(2)集光光学系とノズル (3)レーザー加工条件 (4)工作物の取付けの方法 (5)位置ぎめの方法 (6)使用するジグ |
| プログラミング |
工作物について次に掲げる高度なプログラミングができること。
(1)スタート位置及び加工経路の決定
(2)工具径(溝幅)補正量の決定 (3)加工データの作成及び編集 |
工作物について次に掲げる通常のプログラミングができること。
(1)スタート位置及び加工経路の決定
(2)工具径(溝幅)補正量の決定 (3)加工データの作成及び編集 |
| レーザー加工 |
1
レーザー加工に関して、次に掲げる 加工段取り作業ができること。
(1)作業開始前点検
2
次に掲げるレーザー加工が(2)制御装置の作動準備 (3)焦点出し (4)ノズルの中心出し (5)アシストガスの条件出し (6)工作物の取付け (7)位置ぎめ (8)モードチェック 高精度にできること。
(1)指定板厚の加工
3
各種のレーザー加工状態に対して、(2)指定材質の加工 (3)多数個取り加工 正確な判断と対応ができること。 4 作業中に発生したレーザー加工機の各種 の支障の対処及び調整ができること。 |
1
レーザー加工に関して、次に掲げる 加工段取り作業ができること。
(1)作業開始前点検
2
次に掲げるレーザー加工が(2)制御装置の作動準備 (3)焦点出し (4)ノズルの中心出し (5)アシストガスの条件出し (6)工作物の取付け (7)位置ぎめ (8)モードチェック(簡易) 通常の精度にできること。
(1)指定板厚の加工
3
各種のレーザー加工状態に対して、(2)指定材質の加工 (3)多数個取り加工 正確な判断と対応ができること。 4 作業中に発生したレーザー加工機の各種 の支障の対処及び調整ができること。 |
| 作業時間の見積り |
次に掲げる作業時間の見積りが できること。
(1)工作物の加工前段取り
(2)プログラミング (3)段取り (4)レーザー実加工 (5)工作物の加工後段取り |
次に掲げる作業時間の見積りが できること。
(1)工作物の加工前段取り
(2)プログラミング (3)段取り (4)レーザー実加工 (5)工作物の加工後段取り |
| 作業コストの見積り |
次に掲げる作業コストの見積りが できること。
(1)消耗品コスト
(2)ランニングコスト (3)素材コスト |
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受検手数料・受検申請先
実技試験
18,200円
学科試験
3,100円
※上記金額を標準として、都道府県ごとによって異なる場合があります。
受検申請は、受検申請を行う都道府県職業能力開発協会へお問い合わせください。
都道府県ごとに申請書が異なります。
試験実施に関するお問い合わせ
試験実施に関するお問い合わせ・受検資格・受検申込み・試験実施日程等は
各都道府県職業能力開発協会へお問い合わせください。
試験問題