キャリア形成支援ツール「CADS & CADI」 バージョン2.2

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 個人が自らのキャリア開発を考えるには、まずは自分自身について知ること、つまり自己理解(気づき)が必要です。
 「CADS&CADI バージョン2.2」では、企業の従業員などが職業人生の各節目において、自分自身が経験してきた職業・職務、さらには受けてきた教育訓練などを振り返り、どのような能力を身につけてきたか、自分はどのような傾向があるのかといった自己理解(気づき)を行います。そのうえで、今後も首尾一貫した職業人生を送るために、自分の「できること」、「やりたいこと」、「やるべきこと」を考え、企業で通用する実践的職業能力を身につけていくことを目的としています。


【お知らせ】 CADS(キャリア開発シート)及び解説書の訂正について

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 CADS ワークシートは、あなたが自分自身と向き合い、「私って何者?」「私は何をしたいの?」「そのために何をしたらいいの?」といった自らのキャリアについてじっくり考え、整理することを援助するシートで、あなた自身の自己理解(気づき)が深まるように構成されています。
 ただし、シートの項目をすべて記入しなければならないものではありません。「書けない」又は「書きにくい」項目については無理に記入しようとはせず次に進んでも結構です。「書けない」又は「書きにくい」ことに気づき、後で振り返ってもう一度考えてから記入してもよいのです。



CADS は、「ワークシート1~6」、「ワークシートまとめ表」、「スキル・マップ」からなります。

「ワークシート1」 ・・ あなたがこれまで取り組んできた仕事について考え、整理するシートです。
「ワークシート2」 ・・ ワークシート1で整理した仕事の中で、あなたが発揮してきた能力を具体的に分析するシートです。
「ワークシート3」 ・・ ワークシート1と2で整理した結果を踏まえ、あなたのこれからの仕事について考え、整理するシートです。
「ワークシート4」 ・・ ワークシート3の目標を達成するための具体的な行動計画を立てるシートです。
「ワークシート5」 ・・ 家庭・家族、健康、資産・財産、余暇活動など、あなたが今後どのような人生を送りたいのかについて考え、整理するシートです。
「ワークシート6」 ・・ あなたの今後のキャリア形成のために会社や上司に配慮して欲しい事項をまとめるシートです。
「ワークシートまとめ表」 ・・ あなたが記入してきたワークシート1~6及びCADIの結果のエッセンスをまとめるシートで、企業内などにおいて上司やアドバイザーと相談・面談をする際に活用することができます。
これは、CADSの特徴の1つとなっています。
「スキル・マップ」 ・・

実務に関する専門知識及び仕事全般に関わる基本的なスキルのチェックリストで、「ワークシート」作成の際の補助資料として活用するものです。「スキル・マップ」には〈基本スキル(発揮能力)〉と〈実務スキル(実務・専門知識〉の2つがあります。
これもCADSならではの特徴の1つとなっています。
なお、基本スキルは、厚生労働省が推進するジョブ・カードにも採用され、基本スキルの一部がキャリア・プラン作成補助シートに掲載されています。(すべて載っているのは、CADSのみです。)

「基本スキル」 ・・ あなたの発揮能力がどの水準に当てはまるのかをチェックするリストです。コンピテンシー(成果に結びつく行動特性・発揮能力)の項目ごとに発揮水準を4段階レベルで確認することができます。
「実務スキル」 ・・ あなたの実務知識やスキルの水準をチェックする職種別の項目リストです。ワークシート1、2、3に、今まで行ってきた仕事の経験や専門知識・スキルを明確化するために使用でき、また、今後に保有したい(保有しなければいけない)専門知識やスキルを考えることもできます。



CADS には以下の内容のものがファイリングされています。

(1) CADS活用の手引き      (6) ワークシート5
(2) ワークシート1 (7) ワークシート6
(3) ワークシート2 (8) ワークシートまとめ表
(4) ワークシート3 (9) スキル・マップ
(5) ワークシート4 (10) 記入事例


【シートのイメージ】
<シート1>
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<シート3>
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<まとめ表>
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<スキル・マップ>
-基本スキル-
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 CADI は、環境変化に対する「キャリア形成力」と「個人的傾向」を把握するための心理学的検査です。自己実施・自己採点ができるようにつくられていますので、自分自身の課題として安心して取り組むことができます。
 心理学的検査を行う意味は、結果を出発点として自分自身と向き合い、自己理解(気づき)を深める点にあります。CADIでは、気づいたことを記入するシートを用意しています。得られた気づきを大切にし、あなたのキャリア形成に生かして下さい。


CADI が新しくなりました。
分析ツールの精度向上に伴い、バージョン2改定時の予備調査のサンプルについて再度因子分析を実施しました。その結果に基づき、「Ⅰ キャリア形成力」については5つの尺度の上に新たな尺度を設定するとともに、設問数の修正を行いました。また、「Ⅱ 個人的傾向」についても設問数の修正を行いました。


CADIは、「質問票」、「採点結果集計表」、「結果の整理票」、「結果の整理票自由記入欄」、「結果の解釈」で構成されています。

CADI は次の手順で実施していきます。

(1) 「質問票」81項目の質問に回答します。
(2) 自己採点します。
「採点結果集計表」を用いて採点し、「結果の整理票」に結果を整理して、グラフを完成させます。
(3) 同年齢層の平均的な傾向と比較して結果を解釈します。なお、結果の解釈は、添付されている説明文をよく読んで行います。
(4) 結果をみて感じたことを記入します。


CADI には以下の内容のものがファイリングされています。
(1) CADI活用の手引き
(2) 質問票
(3) 結果の整理票
 A-40歳未満
 B-40歳以上
(4) 結果の整理票自由記入欄
(5) CADIの結果の解釈

【イメージ】

<採点結果集計表>
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    <結果の整理票>
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   <結果の整理票>
-自由記入欄-
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 CADS &CADI は、「組織と個人の共生」、つまり、個々の従業員が働きがい・生きがいをもって豊かな人生を送り、自律(自立)した個人に成長して企業に貢献する。一方、企業は個人の自律(自立)したキャリア形成を支援し、個人の有する能力を組織に結集するといった観点の中でキャリア形成をとらえ、その支援を行う際に活用することをねらいとしています。
解説書では、このことを詳しく解説するとともに、指導者(トレーナー)用としてCADS&CADIの説明や記入のポイントやキャリア形成支援は「育てるための相談・支援」であるとの観点から、CADS&CADIの活用方法、上司やアドバイザーの役割・基本姿勢も解説しています。


解説書 が新しくなりました。
CADS CADI の修正を受け、関連個所の修正を行いました。


解説書 には以下のように構成されています。
(1) 人材育成とCADS&CADI
(2) CADS&CADI特徴
(3) CADS&CADIの活用
<参考>
 CADI改訂の経緯
<上司・アドバイザー用シート>
 ガイダンスシート
 基本スキル-職種別モデル
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◆ 活用企業・団体の声 (敬称略・五十音順)

アクモス株式会社茨城本部 (茨城県那珂郡、ITソリューションサービス業)
 技術職で入社し、自身の仕事が適職かどうか分からなくなり「この仕事は向いていないのでは?」と壁にぶつかる従業員が見受けられ、CADS&CADIを使った研修を実施。その結果、自分の現状や、漠然としていた将来像・目標が明確になる等の効果が得られた。
全国農業協同組合中央会 (東京都町田市 農業協同組合、シンクタンク・マーケティング・調査他)
 幹部養成のための「JA経営マスターコース」の中で、研修の集大成として行う自己の振り返りにおいて、CADSのワークシート1から3を活用。これにより、将来、幹部としてなりたい姿を描くことや、そのために必要となる能力は何かなどを導き出すことに役立てている。
東京パワーテクノロジー株式会社(東京都江東区、発電関連事業、環境・エネルギー関連事業)
 入社10年目の従業員を対象とした自分自身の棚卸しのための研修で、CADS&CADIを使用。CADSの「実務スキル」は全ての項目が該当するものではないため、これまでの職歴を踏まえて、当てはまるものを参考にして実施。自身のキャリアを客観的に見つめ直した上で将来のキャリアビジョンを描き、今後の業務の向上に結びつけた。
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